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1歳9ヶ月の息子が煩った川崎病についての記録です。

→ 川崎病カテゴリー


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◎川崎病 闘病記録 #4



1月20日(日)発症6日目(入院3日目)

130120.jpg

夜中じゅう、寝たり泣いたりを繰り返す。

朝は発疹の症状が比較的軽い。
ただ、充血、高熱は変わらない。
どちらかというと悪い方に進行している。

明け方から点滴が落ちていないとのことで、
朝食後、清拭と着替えのために一旦外してもらう。

少しの間自由になったけれど、またすぐに連れて行かれる。

詰所の奥の処置室らしきところから
いろんな音に紛れて、泣き叫ぶ声が漏れてくる。

漏れてこない静かな個室で待つ。


30分待っても帰らない。

検査とか何だとかあるのだろうなと考える。


1時間待っても帰らなかった。

想像やら心配やらが膨らみまくる。

病院内で看護師に連れて行かれて心配する、
というのも可笑しいか、、、と頭の中を修正する。



そのうち若い看護師に抱えられ戻ってきた。

腕には何も付けられていない。
その代わり、両腕には数十箇所の針痕。

血管が全然取れなかったので
あとで先生に来てもらってもう一度チャレンジします、と言われる。


なんの1時間だったのかと口には出せない。
出してしまうと、余計な感情が溢れそうだから。

そういうつまらないことを避けたいと思った。

ただでさえ「良くわからない状態」であれやこれや投薬され(ている風に感じていた)
それにもかかわらず、症状は悪化している。

普通にしていても、要らない感情は漏れそうになる。


仕方ないことは重々承知している。

だから、怒ったり悲しんだりイライラしたり
そういう「揺さぶられること」に力を使いたくないと思い始めていた。


辛いのは息子。
私は見ているだけ。

苦しい姿や看護師に怯える姿を、ただただ見ているしかない。
私ひとりで見ているしかない。




その後、またしっかりと点滴が装着される。

私にもたくさんの針穴があるように感じる。
大袈裟とかじゃなく。




午後、息子の症状がみるみる悪化していく。
今までで一番悪い状態に思えた。

発疹が出てる〜とかいうぬるいレベルじゃなく
皮膚全体が赤く腫れ上がって、熱を持っている。
目も唇も舌も真っ赤。

ずっと39度の後半。

泣いてはいるものの起き上がることはなく、ぐったりしている。



でも今は、冷やして待つことしかできない。


いつになったら本格的な治療が始まるのか。
もし川崎病じゃないとしたら、じゃあ一体何だっていうのか。

川崎病は、たった1日の遅れで合併症の可能性が濃厚になることも
素人ながら知ってしまっている。


病院にいるのに入院しているのに
症状をひとつも和らげてあげることができないだなんて
こんなに小さな体に、なんの拷問かとおもう。


息子は看護師さんが入室する足音だけで声を上げ
薬や吸入のために抑えつける私を拒絶する。


とっくに笑顔は消えている。
表情そのものが無くなっている。


わかっている。

すべてが仕方ない。



まだ3日目。

ここで目にすること、起きること、
ひとつひとつに心を砕いていると、たぶん持たない。
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